「手術を勧められたけど、今は入院や手術はどうしてもできない…」という患者さんや「手術をしたけどもう少し症状が改善してほしい!」という患者さんにご自身の細胞から抽出した「成長因子」を活用する再生医療を紹介します。
ご自身の細胞から抽出した「成長因子」を活用する新しい治療法です。 ひとが生まれながらに持っている、自然治癒力を利用した再生医療です。ご自身の血液の細胞成分から血小板を多く含んだ成分だけを取り出したPRPを傷ついた箇所に注入し、血小板に含まれる「成長因子」の働きを利用して、細胞の成長や増殖を促します。この「成長因子」を関節内に注射することで、痛みを和らげたり、損傷部位の機能改善を目指します。
※成長因子とは※
特定の細胞の成長や増殖を促すたんぱく質の総称。「PFC-FD™療法」では抗炎症作用、自己修復に必要な細胞増殖を促進といった成長因子のはたらきを活用します。
「PFC-FD™療法」のメリット・デメリットは?
メリット
・手術や入院の必要がない
・患者さんご自身の血小板から抽出した成分を注入するので、アレルギー反応等のリスクが少ない
・アキレス腱など、筋肉や腱の症状にも適応になる
・注射による治療法なので、高齢の患者さんでも受けることが可能
デメリット
・保存治療(保険診療)より治療費用が高額になる
・患者さん自身の自己修復機能に依存するため、効果に個人差がある
・注射による一般的な副作用(痛み、赤み、腫れなど)が起こる可能性がある
どんな人に向けた治療ですか?
・変形性膝関節症でお悩みの方
・関節炎と診断されて、さまざまな治療法を試している方
・階段の上り下りで、膝に負担がかかる方
・膝に違和感があるが、同じ治療法を続けて効果が得られない方
・スポーツで関節を痛めた方
・手術に抵抗がある方
どんな風に治療するんですか?
治療は大きく分けて3ステップ
1. 問診・診察
関節の痛みや違和感の程度、これまでに行ってきた治療についておうかがいします。
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2.採血
自己血液を約50ml採取し、清浄度の高い再生医療センターで検査・加工します。
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注射
再生医療センターで加工、フリーズドライ化したご自身の血小板由来の「成長因子」をクリニックで、患部に注射します。
※加工には約3週間かかり、その間は必要に応じて、従来の治療を続けます。
PFC-FD™療法にかかる費用について
1回 165,000円 (税込み)(自由診療)
詳細はスタッフまでお尋ねください。